DXヒューマン・ソサエティ研究所 | 東京経営短期大学

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東京経営短期大学

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DXヒューマン・ソサエティ研究所
「AIを使いこなせる人材を育成」

DXヒューマン・ソサエティ研究所の
発足と挑戦

これからAIとの関わり合いは、IT業界やエンジニアといった限られた業種や職種に留まりません。
AIの活用はビジネスマンだけでなく、保育園、病院、ホテルといった専門職が働く現場においても期待され、仕事の生産性や効率性を高める一方で、技術の進歩とともに業務が代替されることも予想されています。こうした背景の中、様々な分野でAIをよく知り、使いこなせる人材が求められています。

「DXヒューマン・ソサイエティ研究所」は研究成果を実教育に還元し、社会実装を試みながら、Information and Communication Technology (ICT)を使いこなす人材の育成プログラムを開発提供することにより、AIを使いこなせる人材育成の第一歩を踏み出します。

DX時代のICT人材の必要性

本学の経営・ビジネス、こども教育での深い専門分野の学びの基軸には、必ずICTの学びがあります。本学で学び、本学を巣立つ時には、どのような分野でもICTを使いこなす人材として社会で活躍することを期待しています。

言い換えれば、企業や保育の仕事現場で起こる様々な出来事からデジタルデータの重要性を理解し、要となるICTやデジタルの技術をそれぞれの仕事で活かして職場の変革を進めていくことこそがDX時代のICT人材です。こうした取り組みの中心には、いつも本学で学んだICTを使いこなす人材がいます。

東京経営短期大学における
「文系短大におけるDX社会へのリテラシー教育プログラム」が
令和4年度文部科学省
「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル)」に認定

東京経営短期大学では、令和3年度から4コースの「経営総合学科」、および「こども教育学科」を有する文系短大として、「文系短大におけるDX社会へのリテラシー教育プログラム」を実施しています。これは近年の国内外の産業やビジネス分野で重要な役割を果たしているICT・数理・データサイエンス・AIやDXに関する知識や実践を本学学生が学べるように設置された教育プログラムで、全学の学生が履修できます。このたび2022年8月24日付で文部科学大臣から、本プログラムが「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度実施要綱」の規定に基づく令和4年度「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル)」に認定されました。

詳細は、文部科学省の報道発表:(PDF:590KB)「令和4年度「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル)の認定・選定結果について」をご覧ください。

この認定制度は、内閣府・文部科学省・経済産業省の3府省が連携して設けられたものであり、大学等の正規の課程であって、学生の数理・データサイエンス・AIへの関心を高め、かつ、数理・データサイエンス・AIを適切に理解し、それを活用する基礎的な能力を育成することを目的として、数理・データサイエンス・AIに関する知識及び技術について体系的な教育を行うものを文部科学大臣が認定及び選定して奨励するものです。

(認定有効期限:令和9年3月31日まで)

 

令和4年度数理・データサイエンス・AI教育プログラム申請資料

この教育プログラムの実施に当たっては令和3年度以降の自己点検評価・意見を踏まえて、年度毎に両学科と本学各委員会・関連事務局およびDXヒューマン・ソサエティ研究所とが協力し、段階的に教育プログラムを改善して、継続的に有為な人材の育成と国内外への人材輩出を行います。

 

「数理・データサイエンス・AI認定教育プログラム(リテラシーレベル)」
本学の認定教育プログラム名称
「文系短大におけるDX社会へのリテラシー教育プログラム」

 

教育プログラムの概要

近年の国内外の産業やビジネス分野で重要な役割を果たしているICT・数理・データサイエンス・AIやDXに関する知識や実践を本学学生が学べるように設置された教育プログラムです。全学の学生が履修できます。

 

本プログラムの目指す人材像

文系短大の教育年限内において、食わず嫌いなくICTやデータサイエンス・DX社会に親しみ、リーガルマインドを有して、ビジネスや、こども教育現場が抱える各課題の分析や解決のできる人材育成を目指します。数理・データサイエンス・AI/DX開発者の直接育成というよりは、ICTを使いこなしてDXを推進し起業も視野に活躍できる人材を育成します。

 

教育プログラムで身につけることのできる能力

・文系短大生として、ICT・データサイエンス・DXのリテラシーを身に着け、それらを諸ビジネスやこども教育に、食わず嫌いせず利用するための基礎力と意欲を身につけることができる。

・文理融合的な視点でデータを取り扱い、課題を分析し人工知能(AI)等の手法やICT関連ソフトウェアを活用して課題解決へと結びつけることができる。

・基本的なICTやデータの科学的手法を学習し、与えられたデータに対して数理データサイエンスの専門家と協力し、自分の判断で適切な分析手法やアルゴリズムを選択し、分析を行い、結果に解釈を与えられるようになる。

・ICTを活用して、人工知能(AI)、機械学習、ディープラーニング等に関する基本的な手法を理解し、課題を分析し解決して行こうとする意欲と能力を育み、これを現実的な問題に利用できるようになる。

・データサイエンスの手法を使って未知の課題を解決するマインドを体得する。

 

カリキュラム(教育プログラム)の修了要件

・4コース大学科の経営総合学科においては必修科目のコンピュータリテラシI、II および 選択科目の情報コミュニケーションを履修すること

・こども教育学科においては必修科目のコンピュータI、II および 選択科目の教育方法論を履修すること

以上の科目を履修・修了した学生には本学より正式のプログラム修了認定証書を発行する予定です。文科省認定教育プログラムなので、履歴書にも正式に記入することができます。

これらの教育プログラムのカリキュラムは、年度毎の本認定プログラム関連の自己点検結果と意見を踏まえて、DXヒューマン・ソサエティ研究所が全学の意見を纏め、教育状況と社会変化を視野に置きながら、全学的協力の下に年度毎に両学科のカリキュラムを改革充実させ、履修希望学生の選択肢と教育体制を継続的に整えて行くこととし、それらを学内外に公表して行きます。

 

プログラムの授業内容等

令和3年度授業科目と授業内容
・経営総合学科とこども教育学科の本プログラム授業科目

・本プログラムにおける両学科の授業内容

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教育プログラムの実施体制

学長・副学長および本学運営会議・教務委員会がDXヒューマン・ソサエティ研究所と連携の上、経営総合・こども教育の両学科が教育プログラムを実施します。

本学DXヒューマン・ソサエティ研究所は国内外の各機関・企業等と連携協力しながらICT/AI/DX・数理・データサイエンスの先端の教育に関する研究を推進するとともに、その研究成果を実教育に還元し、データを活用し現代社会の課題を発見、解決できる人材を育成することを目的に学内共同施設として設置されました。本研究所は学長の下に、数理・データサイエンス・AI・DX教育の全学的な普及を視野に置き、学内の異なる分野の学科・コースに横串を通すカリキュラムの研究開発を行うとともに、各学科と連携して関連科目の整備・新設を行い、文系短大として将来のDX社会に活躍できる人材教育を実現します。

 

教育プログラムの自己点検・評価

・東京経営短期大学DXヒューマン・ソサエティ研究所の位置づけ

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・令和3年度自己点検・評価報告書

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本学の認定制度申請内容(PDF)

紹介動画

所長・副所長紹介

所長 前野 一夫

前野
前野

現在のコンピュータやスマートフォンなどの情報通信(ICT)機器の急速な技術開発と、世界中の通信ネットワークやクラウドシステムの飛躍的な充実、ソフトウェアや人工知能(AI)の新展開は、私達の日常と社会生活にこれまでにない変化を生みだしています。今や、いわゆるDX(デジタル・トランスフォーメーション:ディジタル技術による変革)が私たち全ての社会活動に密接に関係する世の中になりつつあるのです。
いまもっとも必要とされる教育は、ICTやDX開発の専門技術と直接には縁がない若い人たちが難しく考えることなく、DXが密接に関連する日常生活や産業の面白さと便利さに気づいて、それらのソフトやハードを使いこなし慣れてゆくような演習や講義を通して踏み出せる教育と言えましょう。
小さな頃から、スマホやゲームやアニメーションの世界に親しんできた若者たちが、それらの世界と密接に関連し隣り合うDXやVXの世界に飛び込めない筈がありません。まずは「習うよりも慣れて見よう」の精神で、各分野の入り口からDX、VXの様々な最新技術の人間社会への可能性を少しずつ味わってみて、そのあとで、もし興味が湧いたなら、将来さらに必要に応じて関連の勉強を進めてゆけば良いのです。
人生は長く、興味を持って進める勉強が一番身に着きます。私共の新しい研究所が、DXと人間の未来社会へ向かう、学生の皆様の新しい飛び立ちへ少しでも役立つことを心から願っています。

【経歴】
東京大学工学部航空学科卒業。同大学院工学系研究科航空学専修博士課程修了・工学博士、都立航空高専(現都立産技高専)、助手を経て、室蘭工大工学部助教授。
千葉大工学部助教授(機械、都市環境)、教授。同大学院自然科学研究科教授・多様性科学専攻長、工学部都市環境システム学科長。同大学院工学研究科人工システム科学専攻教授(機械系コース)。機械系コース長、人工システム科学専攻長。
千葉大学評議員、千葉大学大学院工学研究科副研究科長・副工学部長。木更津工業高等専門学校長。千葉大学名誉教授、全国高等専門学校連合会会長。
2018年日本工学院専門学校校長、日本工学院八王子専門学校校長、木更津高専名誉教授。
2022年1月より東京経営短大(TMC)特別教授。TMC付属DXヒューマン・ソサエティ研究所 所長


副所長 衣川 功一

衣川
衣川

情報通信技術(ICT)の急速な発展に牽引されて私たちが暮らす社会や生活にネットワークやデジタルが容易に入り込んできています。身近なスマートフォンやパソコンの活用に始まり、高度な人工知能(AI)、IoT、ロボットの活用にまで幅が広がり、もはや、社会活動で欠かせない道具になることは目に見えて明らかです。
デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進によって、今後は国や地域、人々が暮らす身近な生活の場面で、従来からの固定概念を超える新しいコミュニケーション手段で様相が変化します。ICTは、私たちの暮らしに絶大なメリットをもたらす半面、デメリットを生む場合も有ります。そういった課題の解決策も、また新たなICTで考え出され、DXを進める中で次々と課題の発見&解決の連鎖が繰り返されます。
DXヒューマン・ソサエティ研究所は、多様化する課題に立ち向かいICTを使いこなして解決策を見出す人材の育成を目指します。政治や経済、ビジネス、こども教育といった単一的な分野を深く追究するだけではなく、新たな可能性を拓く道具としてICTを活用する知見を身に付け、専門分野と併せて多角的にICT活用の感性を磨くことが大切であるとしています。私共は、学生の皆様が、幅広い視野でアンテナを高くし、持ち合わせるICTの能力をフル回転させて、新たなアイデアを産み、課題解決させる、イノベーティブなバイタリティを持つ『ICTを使いこなす人材』へと成長することを応援いたします。

【経歴】
修士(技術経営)。日本工業大学大学院技術経営研究科技術経営専攻修了。
民間IT企業で鉄鋼、自動車、電機等の民需製造業系エンタープライズシステムの開発、情報通信システムの開発を上級システムエンジニア,ITソリューションアナリストとして勤務し,国内外民需産業界の多様な企業における経営情報システムの開発マネジメントを経験。同IT企業で、IT業界の新EC事業開拓、ダウンサイジング/Linuxビジネス推進、ソリューションシステム戦略、Webネットワークシステム技術戦略、ICT人材育成、研究開発インキュベーション、経営企画技術戦略等のシニアエキスパート部長を歴任。
埼玉県上里町超小型モビリティ利活用推進協議会委員、大学コンソーシアム市川産学連携プラットフォーム協議会SDGs共同研究代表を歴任。
早稲田大学創造理工学部経営システム工学科非常勤講師、第一工科大学工学部教授。
東京経営短期大学教授。東京経営短期大学付属DXヒューマン・ソサエティ研究所副所長。