「東京経営短期大学の経営総合学科では、首都圏で頻発する強盗事件に関連し、若者が知らずに「闇バイト」に関与するのを防ぐため、学長から直接学生に注意を促しました。「高収入」「短時間」といった甘い言葉で重犯罪に加担させられ、最後に「捨て駒」として利用されるケースが多く、学生にはこうした「闇バイト」募集の見極めや、悪用されるアプリの危険性について説明がありました。

この講義を受けた学生たちは、高収入の誘いに引かれそうになった経験があるものの、今回の授業で「闇バイト」の巧妙な手口を知り、犯罪への警戒心が高まったと話しています。特に、「運ぶだけ」「猫探し」といった一見無害な依頼がSNSを通じて勧誘される実態に触れ、情報管理やリスク意識を再確認する機会となりました。また、学生たちは「楽して稼げる仕事はない」という認識を持ち、周囲の友人と警告を呼びかけ合っています。講義は2年生に実施されましたが、今後1年生にも実施される予定です。」