SMBCグループ金融経済教育セミナー | 東京経営短期大学

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2024.10.05SMBCグループ金融経済教育セミナー

9月26日(木)経営総合学科では、2年生を対象にSMBCグループ金融経済教育セミナーが開催されました。

SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 東京お客様サービスプラザ主幹 幸田慎吾様、株式会社三井住友銀行 船橋北口支店 支店長 須藤恭孝様のお二人の金融専門家をお招きし、マイナス金利政策やグローバル経済を通して、学生ひとり一人の「将来に備えるお金の話」についてのご講演を頂きました。

まず、マイナス金利政策では、銀行に預けたお金に対して利息を支払うことに違和感を覚えるかもしれませんが、マイナス金利政策は経済を活性化させるための重要な手段であり、この政策によって銀行が企業や個人への融資を促し、結果的にお金の流れが活性化することで景気回復に寄与しているとご指導を頂きました。

次に、日本とグローバル社会との関係にも言及し、特に、アメリカの大統領選挙が日本経済に与える影響が強いことが指摘されました。共和党候補か民主党候補か、具体的にはトランプ氏やハリス氏の政策によって、日本とアメリカの関係が大きく変わる可能性があると説明され、これにより輸出入を含む貿易や為替、日本経済全体が影響を受けることについて強調されました。

さらに、個人のライフプランについてもアドバイスがありました。先取り貯蓄の有効性についてのご説明の中では、給料を受け取ったらまず一定額を貯蓄し、残った金額で生活を組み立てる習慣を勧めて頂きました。この方法により、お金が自然と貯まり、将来の安心感を得られること。さらに、新NISAを活用した資産運用も紹介され、賢く資産を増やすことの重要性が説かれました。

最後に、投資詐欺に対する注意も呼びかけられました。詐欺に巻き込まれないためには、信頼できる情報に基づき慎重に判断する必要があるとご指導を頂きました。
このように、普段、接する機会が少ないお二人の金融専門家から、直接、学生ひとり一人の将来に至る資産形成・運用のテーマは、現実味がある大変興味深い有意義なご講演でした。