市川市立妙典小学校にて出張授業を行いました! | 東京経営短期大学

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2019.09.26市川市立妙典小学校にて出張授業を行いました!

2019年9月26日、本学の留学生が市川市立妙典小学校にて出張授業を行いました。

6年生の児童100名を前に、色とりどりの民族衣装を纏った本学の留学生たちが自国の文化を紹介することで、児童たちに国際交流の楽しさを体感していただくことが目的です。

1時間の授業の中には、

  • 民族衣装や挨拶から学生の出身国を予想する「国あてクイズ」
  • ベトナム、ネパール、モンゴルの民族舞踊ショー
  • モンゴル民話「スーフと白い馬」をモチーフにした歌唱と民族楽器「馬頭琴」の演奏
  • ハワイ語のレッスンとフラダンス体験
  • ベトナムの伝統的な遊び「ダーカウ」の実演と体験
  • イタリア人、ブルガリア人留学生による文化プレゼンテーション

などが含まれており、限られた時間の中で、さまざまな国や地域の文化に触れることができました。

モンゴルの伝統的な歌唱法である「ホーミー」は、1人の歌い手が高低2つの音程を同時に発声する特殊な技法で、その生の歌声を聴いたときの児童たちは本当に驚いていた様子です。

また、モンゴル民話「スーフと白い馬」は、小学校2年生の国語の教科書にも採用されていることもあり、登場する民族楽器「馬頭琴」について、「あ、聞いたことある!」という児童が多かったようです。楽器の棹の先端部分が馬の頭の形をしており、実際に、馬が走る音や鳴き声なども表現できます。実物の楽器を見るのが初めてという児童がほとんどだったようで、みんな興味津々でした。

ベトナムの伝統的な遊び「ダーカウ」は、先端に重りがついたバドミントンの羽根のようなものを足で蹴って遊びます。最初にベトナム人留学生がお手本を見せ、次に児童たちが挑戦。連続して蹴り続けるたびに、大きな歓声が上がりました。

 

ハワイからの留学生は、ハワイ語で「こんにちは(アロハ!)」「ありがとう(マハロ!)」を紹介し、みんなでフラダンスに挑戦しました。ハワイの風や波の音をイメージしながら、男の子も女の子も、笑顔でダンスを楽しみました。

イタリアからの留学生は、イタリア人の「手振り・身振り」についてプレゼンテーションしました。イタリア人は日本人に比べてボディランゲージをよく使うため、ちょっとした「仕草」の違いから、文化の違いを感じることができました。

 

ブルガリアからの留学生は、日本人学生とチームを組み、ブルガリアの歴史と食文化についてプレゼンテーションしました。ブルガリアといえばヨーグルトですが、今日はヨーグルトだけでなく、ブルガリアの伝統料理やスイーツの紹介もありました。

出張授業に参加した学生は主に菊池ゼミ1年生で、「学内で最も国際色豊かなゼミ」となっており、普段から日本語や英語だけでなく、さまざまな言語が飛び交っています。ゼミ活動として異文化交流やプレゼンテーション技法など、コミュニケーションについて広く学んでおり、今回の1時間の出張授業も1つのプレゼンテーションとして捉え、各セクションの構成、時間配分、人の動かし方などを研究し、プレゼンテーション全体として何を伝えたいのか、どう伝えればよいかを考えました。

出張授業後には、全員で今回のプレゼンテーションを振り返り、効果的だった点と今後改善したい点を話し合いました。この経験を活かし、プレゼンテーション能力の更なる向上を目指して取り組んでいきます。

このような貴重な機会を頂き、留学生と児童たちが本当に近い距離で交流することができました。今後も更に地域との交流を深めていければと思います。市川市立妙典小学校6年生の皆さん、先生方、ありがとうございました。