2017.01.17ドキュメンタリー映画「世界でいちばん美しい村」特別試写会
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2017年1月16日(月) 東京経営短期大学(千葉県市川市)にて、写真家、ジャーナリストとして活躍される石川梵氏の初監督作品「世界でいちばん美しい村」(文部科学省選定作品)の特別試写会が、一般公開に先駆け学内で行われました。
本試写会には、石川梵監督も来校され、上映後には監督と学生たちとの意見交換も行われました。
「美しさとは何か。生きるとはどういうことなのか。若い学生、留学生にも是非観てもらいたい。そして、是非、一緒に考えてもらいたい。」――石川梵監督の思いは、確かに、学生たちのところに届いたと思います。上映会後の学生たちの、いつもよりどこか清々しく、そして凛々しい笑顔に、確かな“思い”が感じとれました。
石川梵監督、本日は本当にありがとうございました。
~作品紹介~
2015年4月、約9000人以上の人々が亡くなったネパール大地震。その直後に、石川梵氏は、ジャーナリストとして初めてヒマラヤ山岳地帯の震源地、ラプラック村に現地入りし、14歳のアシュバドル少年と、その妹で7歳の少女、プナムに出会う。
壮大なヒマラヤの大自然の懐に抱かれながらも、震災後、過酷なキャンプ生活を続ける人々。しかし、そうしたなかにあっても、決して失われることのない家族の絆、純粋無垢な子供たちの笑顔、人々の思い……。1年半に渡る長期取材の中で、丁寧に作られたドキュメンタリー作品です。
以下、参加した学生からの感想です。
- 「地震で大切な人を喪っても、懸命に生きていこうとする姿に感動した。最近は、すぐ諦めたりしがちな日本人も多いが、見習わないといけないと思った。」(日本人学生)
- 「日本は東日本大震災を経験したが、ネパールでもこんな大きな地震であったことを初めて知った。互いに協力して乗り越えようとしている姿に感銘を受けた」(日本人学生)
- 「本当に心から感動した。将来、国のために、民族のために、自分に何ができるか考えたい。」(ネパール人学生)
- 「こんなに小さい国のために、大切な時間を割いてくださってありがとうございます。ラプラックにいる不器用な子どもたちを、やさしい心で受け入れてくださってありがとうございます。」(ネパール人学生)
- 「自分の生まれるところや国は選べない。でも、そこで前向きに生きていこうとすることが大事。今の自分は何でもあるところに住んでいるのだと、その幸せを感じた。」(ベトナム人学生)